株式会社アークンは12月5日、総合マルウェア対策ソフト「AntiMalware」の新シリーズ「AntiMalware v5」を2007年1月にリリースすると発表した。本製品は、スパイウェア、ハッキングツール、トロイの木馬、ウイルス、ワームなどのマルウェアに加え、Winnyを含むファイル交換(P2P)ソフトなどの企業にとってリスクとなり得るプログラムやコードを検知・処理する法人向け総合リスク検知ツール。使用者や目的によって、正規にも不正にも利用できるキーロガーやファイル交換ソフトなどの「グレーツール」についても、新たに搭載した「拡張マルウェアデータベース」エンジンで対応できることが特徴となっている。「新カテゴリの追加」「不正プログラムのカテゴリの細分化」および専用クライアント管理ツールを組み合わせた「対応カテゴリの任意選択」などの新機能によって、企業ごとに異なる不正プログラム対策/セキュリティポリシーに柔軟に適合できる。価格などの詳細は2007年1月に発表予定。http://www.ahkun.jp/company/nr20061205.html