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2018.06.21(木)

ネット犯罪の「取材の壁」(1)立ちはだかる壁をいかにして突破するか

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インターネットで検索すれば、ネット犯罪に関する情報を簡単に収集できる。マスコミの流す情報には文字数に限度があるが、インターネット上には、ITや法律の専門家による多くのコメントがあり、トコトン知ることができる。その結果、調べたネット犯罪については詳しくなれる。それでも、所詮、ネット上の情報だ。現場まで足を運んで取材した者が持つ情報量には足元にも及ばない。一昔前は、新聞社もITに詳しい人材を集めて記事にしていたが、今では記者だって検索サイトを活用し、電子掲示板やブログを使って情報収集している。そして、ネットの情報のみで記事にする危うさは十分に知っている。だから独自の情報網を駆使して裏づけをとって、記事にしている。それがネットでしか情報収集できない素人との違いだ。もちろん、記者だって人間だからミスもある。これまで多くのネット犯罪の取材に関わって感じた「取材の壁」について話をしたい。人間だからミスもある。そんなネット犯罪に関する「取材の壁」について話をしよう。

●自殺サイトの運営者を探せ

少し前に話題になった事件だが、自殺希望者をホームページで募り、自殺する事件が相次いだ。自殺サイトが問題となり、すぐに閉鎖されたが、興味本位で自分のホームページからリンクする人は後を絶たなかった。一方で、自殺サイト運営者のアパートのドアを叩き、取材する記者がいた。もちろん警察が運営者に接触する前だ。幾つかのネット犯罪では、ITに関する知識の有無が取材に大きく左右する。その多くは取材のノウハウであり、秘密だ…

【執筆:情報セキュリティアナリスト 杉崎仁】

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(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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