成長するRMT市場、事業者とセキュリティの実態に迫る(1)「RMTとはなにか」 | ScanNetSecurity
2020.12.06(日)

成長するRMT市場、事業者とセキュリティの実態に迫る(1)「RMTとはなにか」

2006年に発生した、価格.comのWeb改ざん事件では、改ざんされたページにオンラインRPG「リネージュ」のユーザー情報を取得するトロイが仕掛けられました。オンラインRPG世界に存在する、武器や防具などのアイテムを不正に手に入れ、RMTと呼ばれる現金取引で売り払うこと

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2006年に発生した、価格.comのWeb改ざん事件では、改ざんされたページにオンラインRPG「リネージュ」のユーザー情報を取得するトロイが仕掛けられました。オンラインRPG世界に存在する、武器や防具などのアイテムを不正に手に入れ、RMTと呼ばれる現金取引で売り払うことが目的であったと言われています。

オンラインゲームは、急速に成長する一方で、不正行為や、ユーザー同士のトラブルの発生などの問題も抱えています。総務省が2006年2月23日に発表した「不正アクセス行為の発生状況」によれば、不正アクセスの動機の第3位として、オンラインゲームで不正操作を行うことが挙げられています。こうした状況をふまえ、Scan編集部は、オンラインゲームとRMTに着目、本年初春から、数々の連載を行ってきました。

今回Scan編集部は、RMTの現在と未来に関する様々な発言で知られる、株式会社ジーエムエクスチェンジ 代表取締役 宇田川 慎之介さんにインタビューを実施しました。

──

>> RMTとは
疋田:
まず、RMTの全体像と代表的なビジネスモデルについておうかがいさせてください。
宇田川:
RMTはMMORPGが生まれた頃からユーザ間で自然発生的に生まれてきたものです。MMORPGでは時間を多くかけられる人ほど、強くなり、経済的にも豊かになってきます。1日に1時間ゲームをする人と1日に8時間ゲームをする人では1日で8倍の差が生まれます。これを1年続けると大変な差になってしまいます。自分自身もゲームをしていたのですが、おもしろくないんですね。社会人なのでゲームをできる時間が限られているので、ずっと街の周りで羊とかブタを木の棒で叩いているので終わりとか。友達のレベルに追いつくことができないんです。おそらくみなさん、強くなりたいというよりは、友達に追いつきたと思っていると思います。こうしたことが背景にあってまずユーザ間でのアイテムの交換などが行われるようになりました。
ユーザ間での取引が増えてくるにつれて、お金を振り込んだのに相手が約束の場所に来ないといったトラブルも増えてきました。こうした状況を見ているうちに、ビジネスとしての可能性に気がつきました。MMORPGがある以上、ゲーム通貨やアイテムを買いたいというニーズはなくならないし、個人間取引だとトラブルが発生しやすいから法人が間にたつ必要性がある。このふたつからビジネスが成立するのではと思いました。これが僕がRMTビジネスをはじめたきっかけです。RMTのビジネススタイルは大きく3つに分けられます…

株式会社ジーエムエクスチェンジ
http://www.gm-exchange.jp/company/
MMORPGのゲーム通貨を現金で買取、販売しているいわゆる
RMT(リアルマネートレード)事業を行う企業。ゲーム業界
におけるRMTの役割と可能性について積極的に発信している
ことで知られる。

【取材・執筆:疋田 文五郎/SCAN編集部】

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この記事には続きがあります。
全文はScan Security Management本誌をご覧ください。

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《ScanNetSecurity》

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