大学はハッカーに狙われやすいというのは定説だが、今年4月下旬から米国のオハイオ大学で情報漏洩事件が続いている。今回は、特に同大学でのセキュリティ体制などを見てみたい。同大学のウェブサイトによると、4月21日、FBIがオハイオ大学イノベーションセンターの技術移転部に対して、オフィス・ファイルを保管しているサーバーが攻撃を受けたことを連絡してきたのが、連続している情報漏洩発表の最初の事件だ。このサーバーにはe-mailや特許、知的所有権関連のファイルをはじめ、パーキングパスに関連して35件の社会保険番号が保管されていた。個人情報漏洩としては、規模は小さいものだった。しかし、その3日後の4月24日…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】── この記事には続きがあります。 全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm