アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は6月1日、リアルタイムデータベース配信やグループごとのログ管理実現などのバージョンアップを行ったWebフィルタリングソフト「InterSafe ver.5.0」を7月3日より発売すると発表した。InterSafeは、2000年から発売されている国内大手Webフィルタリングソフトで、学校・企業・官公庁をはじめ、2004年以降は家庭への導入も進んでいる。価格は25ユーザーまで1年契約で207,900円からで、販売目標は初年度20億円。従来1日1回だったデータベース配信を1日3回以上のデータベース配信に増加させたこと、グループごとに管理者を設定しルール作成やログの確認を委任できるようになったこと、および複数サーバの一括管理を実現することなどの機能強化が図られる。同日行われた記者発表会で、ALSIが2001年にフィルタリングデータベース構築などのために設立したネットスター株式会社のURLリサーチセンター 高橋大洋氏は、ウイルスやスパイウエア、ボットネットなどの個別の事象が組み合わされて、人間心理の虚を突くソーシャルエンジニアリング的手法によって攻撃されるワンクリック詐欺などの攻撃に対しては今後、コンテンツフィルタリングなどのフェイルセーフ機能の組み込みが必須になっていくと述べた。http://www.alsi.co.jp/news/is_060601.html