株式会社シマンテックは3月17日、ファイル共有ソフトWinnyのネットワーク上で活動するトロイの木馬「Trojan.Exponny」を発見したとして、注意を呼びかけている。「Trojan.Exponny」はWinnyの設定を変更し、感染したコンピュータの固定ローカルドライブ自体をすべて共有アップロードフォルダとしてWinnyユーザに公開する。シマンテックセキュリティレスポンスは、この脅威をレベル2(1〜5のうち5が最大危険度)にランク付けしている。Trojan.Exponnyは、「ドライブ名Winnyが保存されたディレクトリ名Down期間限定にアクセスできません。アクセス拒否されました」という偽のメッセージを日本語で表示する。そして、自分自身をhost.exeとして、「%system%drivers」のdirectory内に複製し、レジストリサブキーを追加、Windowsを起動するたびに、このファイルが実行されるようになる。▼シマンテック┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Trojan.Exponny 3月17日以降の定義ファイルにて対応* 詳細:http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/venc/data/jp-trojan.exponny.html▼トレンドマイクロ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━TROJ_EXPONNY.A 3月19日以降の定義ファイルにて対応* 詳細:http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ%5FEXPONNY%2EA