McAfee社、Symantec社、トレンドマイクロ株式会社、ICSAラボ社、トンプソンサイバーセキュリティラボ社の5社は1月30日、スパイウェア軽減技術の識別とテスト手法を創出するために合意したと発表した。現在、テスト結果と製品推奨が公表される際には、製品テスト実施者がテストサンプルや手法を明確に説明することはほとんどなく、そのテスト環境でごく限られた数のサンプルしか使用していないことが一般的となっている。そのため、ベンダ比較のための有効なベンチマークが存在せず、ユーザにとっては、それぞれの環境に対してどれが最も効果的であるかは分からない。しかし今回の合意において、第三者評価のための標準の測定法と共通のサンプルが採用されることで、これまで測定困難であった特性が業界全体で統一され、ユーザにとってソリューション比較がより容易となる。 http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2006/news060131.htm