筑波大学は1月20日、同大学医学専門群の学生が個人所有するPCがWinnyウイルス感染し、臨床実習の際の筑波大学病院患者情報が流出していたことが判明したと記者会見で発表した。流出した個人情報は、この学生が臨床実習のレポートを作成するため独自に作成したものだったという。この学生は昨年7月にWinnyをPCにインストールし、10月頃に音楽ファイルをダウンロードした際にウイルス感染、個人情報がアップロードされたと思われる。その後、本年1月18日までWinnyネットワークで参照可能になっていた。流出したファイルには、患者の氏名が含まれる資料20件、患者のイニシャルが含まれる資料5件、匿名の資料16件が含まれていた。筑波大学:学生が保持していた個人情報の流出についてhttp://www.tsukuba.ac.jp/koho/press/press060119.pdf