株式会社ワコールは11月19日、同社のオンラインショッピングサイト「ワコールオンラインショップ」において外部からの不正アクセスがあり、4,757名の顧客情報が流出したことが判明したと発表した。このシステムは、NECネクサソリューションズ株式会社が運用業務を委託されている。発表によると、2005年7月14日から11月9日の間に商品を購入した24,322名のうち、4,757名の顧客情報が不正アクセスによって流出した。個人情報には注文番号、お客様番号、住所、電話番号で、氏名や購買履歴は含まれていない。しかし、1,899名についてはクレジットカード番号と有効期限が含まれていた。11月7日に、顧客からインターネット上でのクレジットカード不正使用について問い合わせがあり、調査した結果、11月17日にこれらのクレジットカードの不正使用とワコールオンラインショップの顧客に関連があると判断し、データ流出経路の特定作業を実施した。これにより11月18日、サーバに外部からの不正アクセスの形跡を発見したという。ワコール:ワコールオンラインショップ 顧客データの流出についてhttp://www.wacoal.co.jp/owabi0511/NECネクサソリューションズ:ワコールオンラインショップ 顧客データの流出についてhttp://www.nec-nexs.com/news/press2005/1119.html