サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のOSディストリビューションに含まれているJabberインスタントメッセンジャーに、リモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、jabberdのインスタンスがクラッシュし、任意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性に対する攻撃コードは実環境で確認されていない。パッチはリリースされているが、暫定処置は公開されていない。JID文字列を解析するときに、jid.cでuserの境界チェックが十分に実行されない。このため、バッファがオーバーフローし、jabberdプロセスがクラッシュする。また、jabberのカレントユーザの権限で任意のコードが実行される可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【14:55 GMT、08、21、2005】