企業における情報資産の盗み出しや漏洩といった事件・事故の対策として効果的なのは「その情報が『利用される瞬間』の管理を徹底することである」。そこに着目し、情報資産の「Point of Use」における管理を徹底するという新たなコンセプトの情報セキュリティソリューションが、三井物産セキュアディレクションが発売した「Digital Guardian 3.0」である。「Point of Use」とは、「ある利用者がデータにアクセスし、何らかの処理をしようとする、まさにその瞬間」である。どんなに重要な情報資産であっても、外部からの不正アクセスや内部犯行によるアクセスなどを含めて、「どこからもアクセスされていない状態」であれば「安全性は確保されている」状態といえる。Digital Guaridian 3.0の開発元である米・バーダシス社のCEOであるセス N. バーンバウム氏は「情報がStill(静止している状態)であれば安全だが、Active、つまり活用され始めると、その瞬間にリスクが発生する」と指摘する。つまり、重要情報がコピーされたり電子メールに添付されたりする、まさにその瞬間に操作を監視し、操作ログを収集して犯人のパソコンを特定し、操作をブロックして警告を出すなどの対策を実行する。情報の盗み出しや情報漏えいなどの「リスクが発生する瞬間」を抑え込むソリューションがDigital Guardian 3.0なのである。