サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のWindows OS上で動作するASN.1(Abstract Syntax Notation 1)のBERDecBitString()関数に、リモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。この脆弱性により、Local System権限で任意のコードが実行される可能性がある。また、脆弱性を攻撃するシェルコードが実環境に存在する。この脆弱性は、msasn1.dllファイルのBERDecBitString()関数に存在する。この関数はビット文字列をデコードし、データ用に新しいバッファを割り振り、データをコピーする。さらに、データに対するポインタとデータの長さ(ビット単位)を戻す。各要素に対してBERDecBitString()が呼び出され、構造化されたビット文字列(tag 0x23)が処理され、結果が連結される。この関数が構造化されたビット文字列を正しく処理しないため、問題が発生する。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【22:24 GMT、6、7、2005】