東邦薬品株式会社とNTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は、電子カルテや患者薬歴情報などの電子データを、紛失・漏洩の危険なく長期に渡り保管することが可能となる「重要情報管理サービス」の提供に向け、5月1日より共同で実証実験を開始する。実験を行うシステムは、NTT Comが独自開発した「秘密分散システム」をベースに、東邦薬品が新たに開発している医薬業界向けの情報管理システムを組み合わせたもので、医療機関や調剤薬局が既存の情報システムに大きな変更を加えることなく、重要情報の長期保管を安全に実施できる、低コストな信頼性の高いサービスを目指している。また両社は、今後も、ウイルス対策、不正アクセス対策など、医薬業界向けの各種情報セキュリティ対策サービスの開発・提供で協力していく。 http://www.tohoyk.co.jp/050331.html