これ以外にも企業は日々、増え続けるさまざまなインターネットの脅威を回避することに追われています。現に毎週、100を超える新しいウィルスと60近い数の新たなソフトウェアの脆弱性が発見されているのです。最新のSymantec Internet Security Threat Report(シマンテック・インターネット・セキュリティ脅威レポート)によれば、2003年上半期に攻撃活動は19%増加しています。さらに、発見される脆弱性が、次第に深刻化しているという問題も見逃せません。重要度の高い脆弱性があると、攻撃者はより多くの権限を取得し、ますます重要なターゲットへアクセスできるようになるからです。脅威レポートによれば、80%近い脆弱性が、遠隔的に悪用される可能があるとのことです。