John Leyden2004年10月15日(金)11:48 GMT 4 名の東欧人が昨日、ロンドンの裁判所に出廷した。彼らは、多数のオンライン銀行に巧妙な 'フィッシング' 詐欺を仕掛けた疑いが持たれている。 容疑に問われているのは、ロシア、エストニア、ウクライナ出身の男 2 名と女 2 名だ。彼らは、オンライン銀行の顧客を騙して重要な個人情報を窃取し、オンライン銀行の口座から現金を騙し取った犯罪組織の幹部と見られている。ロシアの Olga Borissova 容疑者(31 歳)、ウクライナの Vitalij Kirilenko 容疑者(34 歳)そして エストニアの Liiv Ravino 容疑者(30 歳)と Teni Terje 容疑者(25 歳)は各々、Bow Street Magistrates 裁判所で金融機関から金を騙し取ろうとした容疑、そしてマネーロンダリングの容疑に問われている。4 人に対して保釈は認められていない。Southwark Crown 法廷での予審は、10月21日に行われる予定だ。 警察は、他にも 3 名の東欧人容疑者を追っている。前述の捜査の一環で彼らを逮捕したものの、逃亡されてしまった。今回の事件は英国のハイテク犯罪対策部隊の捜査官が陣頭指揮を執っており、Financial Times 紙は、フィッシング詐欺容疑で告発された世界初の事件と報じている。[情報提供:The Register] http://www.theregister.co.uk/ [翻訳:関谷 麻美](この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec