スパムメール送付者、ウイルス作成者と協力 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.18(水)

スパムメール送付者、ウイルス作成者と協力

国際 海外情報

 インターネットでの頭痛の種といえば、かつてはウイルスだったが、増える一方のスパムメールの問題が大きな比重をしめてきている。そのうえ、最近ではウイルス作成者とスパムメール送付者が協力しているというのだ。

 迷惑メールであるスパム。全e-mailに対するスパムの割合は約65%と半分以上を占める。2001年には8%、2002年には17%であったというから着実に増加ししている。米マーケティング調査会社Radicati Groupが500社の企業にヒアリングを行った結果、スパムによる生産性の低下を訴えたのが半数以上。一日に10数件も届けられるスパムを削除するだけでも面倒な話だが、同時にメールサーバにかかる負荷も深刻な問題だ。

 新学年が始まる直前の8月30日には、スパムメールもピークを迎え、電子メールセキュリティを扱う米のFrontBridge Technologies Incが受信したe-mailのなんと9割はスパムだったという。

 インターネットでのいわば「嫌われ者」スパマーだが、米国で反スパム法、CAN-SPAM が施行されるなど、規制への動きが強くなるにしたがい、危機感を覚えたスパマーが、ウイルス作成者に協力を要請と考えられる動きが出てきた。スパマーとウイルス作成者はこれまでは目的が異なり、別々の行動を行ってきたが、6月に猛威をふるったSobigウイルスの亜種SobigEは、「スパム業者がスパムメールを送信するために、ウイルスを放ったと考えられる」(英国MessageLab社)など、協力体制に入っているようだ。


【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

国際 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 搾取される底辺サイバー犯罪者、無料配付トロイにはバックドア(The Register)

    搾取される底辺サイバー犯罪者、無料配付トロイにはバックドア(The Register)

  2. セキュリティ人材の慢性不足、海外の取り組みは(The Register)

    セキュリティ人材の慢性不足、海外の取り組みは(The Register)

  3. SMSによる二要素認証が招くSOS(The Register)

    SMSによる二要素認証が招くSOS(The Register)

  4. フィッシング詐欺支援サービスの価格表(The Register)

  5. 「Tor 禁止令」を解く Facebook、暗号化の onion アクセスポイントを宣伝~これからは暗号化通信も完全に OK(The Register)

  6. iCloudからの女優のプライベート画像流出事件、容疑者がフィッシングの罪を大筋で認める

  7. Mac OS X のシングルユーザモードの root アクセス(2)

  8. Cisco のセキュリティビジネスに市場が多大な関心を寄せる理由(The Register)

  9. AWS 設定ミスでウォールストリートジャーナル購読者情報他 220 万件流出(The Register)

  10. 勤務先の内部情報をダークWebに売る社員、闇のインサイダー取引サービス成長中(The Register)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×