中村:「どういう方向に行ったら面白いかですか。また難しい話ですね。そうですね・・・ 個人的にはクライアントにもっと入って欲しい、と思います。今はセキュアOSと言えばサーバですよね。サーバをまずセキュア化しようという所ら始まっていますが、次はクライアントにも、トラステッドOSにも、と思います。セキュアOSの元になったトラステッドOSではウインドウごとにラベルつけてアクセス制御できるんですが、これをうまく使えば情報漏洩防止にとても役立つ。 例えば、OpenOfficeを利用しているとき、OpenOfficeのウインドウからメーラにはコピペできないといった制御がうまくできるようになる。そういう情報漏洩防止方面に走って欲しいと思います。実際に Windows のほうはそういう方向になってきていますね。クライアントの Linux もあと三年くらいすれば、OpenOffice が使い物になるでしょうから、それに合わせてそういう方向に行くんじゃないかなと思います。