英クリアスウィフトは7月15日、スパムメールの特徴の月次報告書「スパムインデックス」の第一回調査結果を発表した。これは、クリアスウィフトが毎週数千件規模で収集している迷惑メールリストなどから抽出し、集計したもの。調査結果によると、通販商品に関するものが全スパムメールに占める割合23%と最も高く、ポルノは22%であった。 最近のレポートではスパムの60〜80パーセントがポルノ情報であると言われているが、実態とはかけ離れていることがこの調査結果により明らかになった。その他の内訳は、金融情報が22%、医療情報18%、ギャンブル5%、詐欺4%、スパム関連1%、その他5%。報告書によると、"医療"や "通販商品" レベルの迷惑メールは、単に不道徳なメールやポルノメールをブロックするよりもはるかに複雑な問題がスパムのフィルタリングに内在しているという。この結果に対しクリアスウィフトは、スパム対策において、個人的な選好性まで考慮できる柔軟なフィルタリングソリューションを導入することが必要不可欠であるとしている。http://www.clearswift.co.jp/news/press_030715.html