経済産業省は、情報セキュリティに関する人材育成を促進することを目的として実施した「情報セキュリティプロフェッショナル育成に関する調査研究」の調査概要を公表した。調査によれば、ベンダ企業、ユーザ企業とも、全ての職種で過半数が人材の不足感を感じており、特に、情報セキュリティの高度な知識とスキルを有する「スペシャリスト」へのニーズが高いという結果がでている。また、「条件に見合うスキルを持った人が少ない」「応募者のスキルを測るのが難しい」「どういう人材を募集してよいかわからない」と回答する企業の割合も多く、このことから同報告書では、情報セキュリティに関する人材の能力を客観的に評価するためのスキルマップの活用や地方企業等における人材育成策についての提案をとりまとめている。http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0003929/