アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Linuxベンダー各社が、アップデート済みのfetchmailパッケージをリリースした。このパッケージでは、電子メールクライアントのリモート攻撃が可能な欠陥が修正されている。fetchmailは、オンデマンドTCP/IPリンクで利用するための、リモートメール検索および転送ユーティリティである。fecthmailはrootなどの特権ユーザーによって実行される場合が多く、ヒープオーバーフローのリモート攻撃が可能であるため、この欠陥は非常に深刻なものである。攻撃実行には、インタラクションは一切不要である。攻撃者は、特別にフォーマットした電子メールをユーザーに送信するだけで攻撃を実行できる。この電子メールメッセージの検索と解析が完了すると、ターゲットシステム上で任意コードを実行できるようになる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【04:55 GMT、12、17、2002】