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2018.07.21(土)

【詳細情報】中国が海賊衛星テレビ放送の取締りを強化

国際 海外情報

◆概要:
 中国で違法化されている瞑想教団法輪功(Falun Gong)からの最近のハッキング行為に当惑する中国当局は、海賊衛星テレビ放送の取締りを強化している。

 中国情報産業省が今回の取締りの強化命令を発行した。Xinhua通信社は、放送局の違法利用は「正規通信ユーザーのビジネスに深刻な障害を発生させ、社会的安定性に影響を及ぼした」と報じている。

 法輪功のハッカーは、2002年6月25日に、山東省でテレビ放送の衛星信号のハイジャックに成功したと報じられている (ID# 110245, July 3, 2002)。さらに6月30日には、同グループがSinosat-1衛星を使って、中国中央テレビの主要10チャンネルと地方10チャンネルのほとんどを約15分間にわたってハッキングした。一部の識者は、ハッカーが特殊アンテナを装備した自動車を利用して探知を回避したものと推測している。

 米国にある法輪功情報センターによると、最近の衛星信号のハッキングは、2002年8月23日と27日に河北省の保定市で実行されている。

 今年の3月5日には、法輪功の信徒7人が長春のケーブルテレビネットワークをハッキングし、同集団の宣伝を放送した罪で逮捕されている (ID# 108451, Apr. 3, 2002)。


◆情報ソース:
・Vnunet.com (http://www.vnunet.com/News/1133117), July 01, 2002
・CNN (http://europe.cnn.com/2002/WORLD/asiapcf/east/04/02/china.falungong.ap/index.html) ,April 02, 2002
・China Daily (http://www.chinadaily.com.cn/highlights/falun/newsin.html) , April 02, 2002
・Reuters, Sept. 05, 2002

◆キーワード:
 Hacktivists Incident: Crack
 Incident: Cyber protest Incident: Hack
 Religious Groups: Other Chinese hackers
 China

◆分析:
 (iDEFENSE 米国) 取締り強化は当然の対応といえるが、その具体的な内容についての情報はほとんど公開されていない。弾圧の一環として、中国のテレビ局におけるセキュリティ対策の強化や、衛星ハッキングに使われる可能性のある特定の装置に対する国内でのアクセス制限などが予想されている。

 しかし、このような対策は、Google検索エンジンの使用禁止と同様に、中国政府にとって一時的な問題解決手段に終わる可能性が高い (IR# 111596, Sept. 6, 2002)。中国における 法輪功の活動を考えると、同グループの専門技術が高度化していると思われ、その信者たちが中国と全世界の人々に向けたメッセージを放送するための、新たな技術的抜け道を発見する可能性が高い。


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  情報の内容は以下の時点におけるものです。
 【23:19 GMT、09、08、2002】
《ScanNetSecurity》

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