米ネットワークアソシエイツ社は5月7日、同社のMcAfee Security製品を利用するユーザに対し、複合型の脅威に対応したプログラムに更新したと発表した。リスクカテゴリに危険度「低(要注意)」「高(感染拡大中)」が追加された。「低(要注意)」は、一般ユーザや企業への脅威は低いが、電子メールの件名や本文に関心を引きそうな要素が組み込まれているウイルスの意。「高(感染拡大中)」は、数時間で世界中に流布する大量メール送信型ウイルスの意である。このカテゴリ新設により、ホームユーザと企業ユーザのリスクを区別することが可能となった。同社のリスク・アセスメント・プログラムでは脅威の危険度を測定し、それぞれを今回新設されたカテゴリを含め、6段階に分類している。今後は、この新しいプログラムに基づき、環境ごとに新種ウイルスの脅威を格付けするとのこと。http://www.nai.com/japan/prelease/pr_02A.asp?pr=02/05/13