10月初旬、米海軍艦艇がアフガニスタンのタリバーン政権の軍事施設にトマホーク・ミサイルを打ち込んだ。その艦艇で任務についている300名の海軍兵士のうちの約半数がPalm V を携帯している。兵士らは艦艇内の通路やホールなどに設置された32の赤外線ポートを使用して
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10月初旬、米海軍艦艇がアフガニスタンのタリバーン政権の軍事施設にトマホーク・ミサイルを打ち込んだ。その艦艇で任務についている300名の海軍兵士のうちの約半数がPalm V を携帯している。兵士らは艦艇内の通路やホールなどに設置された32の赤外線ポートを使用してPalm V で電子メールをダウンロードし、また作戦関連の情報にアクセスできる。米軍広報担当Terry Sutherland 指揮官は「21世紀を迎え、より迅速な情報伝送や通信に対応し得る携帯機器は必須だ」と述べた。
米軍が支給した軍仕様Palm は、防水加工が施されており極端な温度や粉塵にも耐えられるよう設計されており、また4フィートの高さからコンクリートに落としても破損の心配はないという。さらに、同機器には敵の位置のマップや人の追跡そして熱応力測定などの機能も搭載されている。それらの技術は、Warrior Solutions 社とSpace and Naval Warfare Systems Center が共同で開発した。同艦艇には、デスクトップ型コンピュータもいくつか設置されており、兵士らは家族や友人からの電子メールを読むことができる。Palmを持つ兵士らは、自身に送られたメールをPalm にダウンロードし、任務時間外にそのメールを読み返事を書く。そして、Palmを赤外線ポートを使ってメッセージを送信する。Sutherland 指揮官は「家族や友人からのメールは、非常に士気を鼓舞する」とプライベートな電子メールの利用を歓迎している。