米ニュージャージー州に住む少年Shinjan Majumder君(13歳)が5月4日、自宅で自殺した。Majumder君は学校のコンピュータ・システムに不正侵入した容疑に問われており、自殺する数時間前に学校から停学処分を受けていた。 情報筋によると、Majumder君に鬱病の病歴はなく、水泳や格闘技などのスポーツが好きな少年だったという。少年の遺書には『刑務所に入るくらいなら、死んだ方がましだ』と記されてあった。少年の両親は「校長が懲罰会議の席上で息子に、刑務所に入ることになるだろう、と言ったのだ。息子の死は学校当局に責任の一端がある。」として学校を非難した。それに対し学校側は、その様な事実はないと否定し、「大人が同様の犯罪を犯した場合の刑罰について、話し合っただけだ」と述べた。 学校の指導に行き過ぎた点があったか否かに関し、議論が起こっているが、教育長John Fitzsimons氏は「教師の対処の仕方に間違いはなかった。教師が少年の死を悼むのは当然であるが、その死に関して責任はない」と断じた。