LOVEウイルスの教訓、生かされず(IDC社) | ScanNetSecurity
2020.10.25(日)

LOVEウイルスの教訓、生かされず(IDC社)

 米国の市場調査会社International Data Corp.(IDC)社は、“コンピュータ・ユーザは昨年(2000年)、猛威を振るったLOVEウイルスから何の教訓も学んでいない”とする報告書を発表した。調査対象となったのは、秘書から社長までのビジネスマン150人。それによると、仕

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 米国の市場調査会社International Data Corp.(IDC)社は、“コンピュータ・ユーザは昨年(2000年)、猛威を振るったLOVEウイルスから何の教訓も学んでいない”とする報告書を発表した。調査対象となったのは、秘書から社長までのビジネスマン150人。それによると、仕事で電子メールを利用するユーザの3分の1以上(37%)が未だに件名“I LOVE YOU”のメールに添付されているファイルを開けると回答した。LOVEウイルスは昨年の5月に発生し、世界中の電子メールサーバに被害をもたらした。その被害額はおよそ100億ドルと推定されている。

 悪意あるコードを検出するため顧客のメールをスキャンしている
MessageLabs社のAlex Shipp氏は「今でも、LOVEウイルスのコピーを日に20件ほど検出する。これは、いかに多くの人がアンチウイルス・ソフトを更新していないかという証拠だ」と述べた。また、同報告書によると、アンチウイルス・ソフト更新の義務を負うと答えた人の半数近くが、一ヶ月以上も更新を怠っていると回答。Shipp氏は「マイクロソフト社がLOVEウイルスと同種の悪意あるコードを阻止するOutlookのパッチを発行したが、実際にパッチをあてたのは、ごく僅かだ」と指摘。そして「セント・バレンタインデーのような日には、不審なメールに注意する必要がある。人間は元来、好奇心が強い。その特性が巧みに作成されたウイルスの被害に遭う一因となっている」と警告した。

 同報告書によると、次のような件名を持つメールは知人からのメールと思いこみ、開封すると回答。『すごいジョーク』(54%)、『これを見て』
(50%)、『メッセージ』(46%)。



《ScanNetSecurity》

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