米国の市場調査会社International Data Corp.(IDC)社は1月9日、全世界のコンピュータ・ユーザが向こう3年間でコンピュータ・セキュリティに投じる費用は30億ドルを上回ると予測する報告書を発表した。同報告書によると、セキュリティ・ソフトウェア分野における1999
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米国の市場調査会社International Data Corp.(IDC)社は1月9日、全世界のコンピュータ・ユーザが向こう3年間でコンピュータ・セキュリティに投じる費用は30億ドルを上回ると予測する報告書を発表した。同報告書によると、セキュリティ・ソフトウェア分野における1999年の市場規模は2億6600万ドルだったが、2004年には34億ドルに達すると予測している。同分野の著しい伸びの要因として、企業がコンピュータを悪用した産業スパイやハッカー攻撃からシステムを守るべく防衛措置をとるためと説明している。電子商取引を行っているウェブサイトの改ざんやコンピュータ・ウイルス、情報窃取そしてサービス使用不能攻撃といったセキュリティ侵害は、企業にとって深刻な問題である。