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2018.05.27(日)

マイクロソフト社に侵入したハッカー、解雇される(Getronics社)

国際 海外情報

 昨年(2000年)11月、既知のセキュリティホールを悪用しマイクロソフト社のサーバに不正侵入したオランダ人ハッカーが1月3日、勤めていたコンピュータ・セキュリティ会社Getronics社を解雇された。尚、Getronics社はマイクロソフト社の提携会社である。

 Getronics社はハッカーDimitri氏(19歳)と1年の雇用契約を結んでいた
が、契約を解除して同氏を解雇した。しかし、オランダの法律では、従業員がプライベートな時間にハッキングを行ったからという理由で会社側はその従業員を解雇することは出来ない。それで解雇を巡って訴訟が起こされ、裁判所はGetronics社にDimitri氏の3ヶ月分の報酬(推定4332ドル)を支払うよう命じて解雇を認めた。

 情報筋によると、Dimitri氏がアムステルダムで開催されたイベントに出席しなかったというのが法律上の解雇理由だ。同氏は当時、マイクロソフト社と会合を持ったことがマスコミに知れ渡り、メディアの注目を浴びていた。「マスコミに追いかけられるので、イベント会場へは行きたくなかった」と同氏。
さらに、もう一つの解雇理由として、同氏は会社に通知せずマイクロソフト社と単独で会合を持ち、それをメディアに公表したことを挙げている。「会社はマイクロソフト社とのセキュリティ契約に私のハッキング技術を提供したかったのだ」と同氏は述べた。

 一方、Getronics社の広報担当Herbert Vanzel氏は次のように述べている。「Dimitri氏がハッカーだということは、彼を雇用する時点から知っていた。彼にはITシステムの専門的な考察を期待したが、彼は勤務時間外に他社のシステムへの侵入を繰り返した。我々はハッキングを止めるよう注意したが、彼からハッキングを止めるという言質は得られなかった。そのような行為を繰り返す人物を雇うわけにはいかない」。

 情報筋によると、Dimitri氏は現在自宅にこもり、今後コンピュータ・セキュリティ業界に残るか否か思案中という。

《ScanNetSecurity》

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