Emulex社の株価を一時的に暴落させた容疑者を逮捕(米連邦捜査局) | ScanNetSecurity
2022.05.22(日)

Emulex社の株価を一時的に暴落させた容疑者を逮捕(米連邦捜査局)

 FBI(米連邦捜査局)は、ニュースサイトInternet Wireに偽報道資料を流し情報光通信機器メーカーEmulex社(本社カリフォルニア州)の株価を一時的に操作したカリフォルニア州在住の男を逮捕した。偽報道資料の内容は、Emulex社のCEO(最高経営責任者)が辞任し、また既

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 FBI(米連邦捜査局)は、ニュースサイトInternet Wireに偽報道資料を流し情報光通信機器メーカーEmulex社(本社カリフォルニア州)の株価を一時的に操作したカリフォルニア州在住の男を逮捕した。偽報道資料の内容は、Emulex社のCEO(最高経営責任者)が辞任し、また既に発表した決算を修正するというものだ。金融関連のニュース・サービスがその偽情報を報じた直後、Emulex社の株価は一時、前日終値比62%まで落ち込んだが、同社がその情報を否定したため株価はほぼ回復した。

 逮捕されたのは、Internet Wire社の元従業員で現在は大学生のMark Simeon Jacob容疑者(23歳)だ。FBIは、同容疑者がInternet Wire社に送った偽情報の電子メールを追跡して大学を割り出し犯人を特定した。同容疑者は、過去にInternet Wire社に勤務していたため内部事情に詳しく、同社の偽情報対策の裏をかくことができた。FBIのMayorkas捜査官は「電子メールには、Internet Wire社内で頻繁に使用されている言葉が記載されていた」と述べた。犯行の動機は、Emulex社の株を空売りして被った損失を穴埋めするためと見られている。

 検察は保釈金として同容疑者が偽情報を流して得た利益とほぼ同額の25万ドルを要求した。保釈中、自宅でのコンピュータの使用および株の売買は禁止されたが、大学でのコンピュータの使用を許可された。Jacob容疑者の有罪が確定した場合、最高15年の禁固刑に処される予定だ。


《ScanNetSecurity》

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