米保護観察局は7月12日、Kevin Mitnick(36歳)に対しPC関連雑誌の執筆などこれまで禁止されていた仕事に就くことを許可した。Mitnickはコンピュータ・システムの不正侵入で1995年に逮捕され、現在は仮釈放中の身だ。Mitnickはオンライン・マガジンContentvilleからコラム執筆の依頼を受けたが、保護観察官Larry Hawley氏がPCに関わる全ての活動を禁ずると裁定したため、Mitnickが提出した就労申請は却下されていた。しかし、最近になって保護監察局は態度を軟化し、Mitnickが仕事に就き生計を立てるのを許可する方針に換えた。 Mitnickは今後、オンライン雑誌にPC関連の記事を執筆する他、講演活動やセキュリティ・コンサルタントとして意見を述べたり、またラジオのトーク番組への出演も予定されている。 Mitnickは今年の1月に連邦刑務所を出所して損害を与えた企業への賠償は既に済ませており、現在は自身の人生の建て直しと社会への貢献を模索していた。 Mitnickの弁護人Sherman Ellison氏は「彼は刑務所で反省し、改善が見られた。彼の専門技術は今後、政府および民間企業にとって貴重な資産となるだろう」と述べた。