何とか自社内でプライベートSOC を構築し、内製で運用している企業もあれば、外部のセキュリティベンダーやシステムインテグレーターが運用する商用SOC に委ねるケースもある。それぞれ、どんなメリットやデメリットがあり、どう使い分けるのがいいのだろうか。
警察庁サイバー犯罪レポートによると、2024 年上半期の国内組織におけるランサムウェア被害の攻撃経路は VPN機器とリモートデスクトップが 80 %以上であり、外部公開資産が狙われている実態が明らかになっている。このような状況を受けて、経産省も「ASM導入ガイダンス」を公開しており、企業・組織のセキュリティを強化のために ASM の導入を推奨している。