JPAAWGは、国際組織M3AAWGと連携し、日本でインターネットのセキュリティについて議論するワーキンググループとして2018年に設立された。
量子力学の原理に基づく計算処理を行い、現在のコンピュータでは計算量が膨大になりすぎて解けない問題をも解けてしまう「量子コンピュータ」の開発が世界各地で進んでいる。一方で量子コンピュータの登場は、現在広く利用されている暗号アルゴリズムを解読可能にしてしまい、セキュリティ面で大きな問題をもたらす懸念も指摘されている。この問題への対策として PQC(Post-Quantum Cryptography:耐量子計算機暗号)への移行が検討されるようになった。
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