2019年10月のSecurity Days | ScanNetSecurity
2026.10.11(日)

2019年10月のSecurity Days

Security Days

 Security Days は 2013 年から、Interop Tokyo などの運営実績を持つ株式会社ナノオプト・メディアが開催する講演セッション中心のセキュリティカンファレンスで、春と秋の年 2 回開催されている。10 月開催の Security Days Fall 2026 は札幌・大阪・福岡・東京・名古屋の全国 5 会場。今回から東京開催は新たに TAKANAWA GATEWAY Convention Center(B2F,B1F)が会場となる。

 Security Days の魅力のひとつは、セキュリティベンダーによる製品紹介だけでなく、官公庁、法執行機関、大学・研究機関、業界団体、そして実際に現場の最前線でセキュリティ対策に携わる専門家まで、幅広い立場のスピーカーの講演を一度に聞けることだ。Security Days Fall 2026 東京会場でも、警察庁 三宮隆秀氏による「サイバー空間をめぐる脅威情勢と警察の取組」、東京大学 江崎浩氏による「AI前提のデジタルインフラのサイバーセキュリティー」、OpenAI Japan 宇都宮聖子氏による「フロンティアAI時代のサイバーセキュリティ」、経済産業省 橋本勝国氏による「サイバー攻撃の現状と経済産業省のサイバーセキュリティ施策」など、多様な視点から現在のサイバーセキュリティを捉えるセッションが予定されている。

 テーマも「標的型攻撃」「ランサムウェア」「クラウドセキュリティ」「ゼロトラスト」「認証・ID管理」「SOC」「インシデントレスポンス」「SBOM」「ソフトウェアサプライチェーン」「量子セキュリティ」といった従来からの重要領域に加え、「AI セキュリティ」「Agentic AI Security」「AI SOC」「AI Data Security」「Non-Human Identity」など、急速に関心が高まる新領域のテーマまで幅広い。いまその時のセキュリティを取り巻く課題を、横断的に俯瞰できるところも Security Days の特徴である。

 さらに東京会場では、講演を聞くだけではなく、参加者自身が考え、手を動かすワークショップも組まれている。たとえば東洋大学 渡會航生氏による「セキュリティ業務へのAIエージェント活用 ~コーディングエージェントとつくる業務支援、実践から学ぶ活用と判断の勘所~」、日本セキュリティ監査協会 小室武晴氏による「やってみようセキュリティの自己評価 ~情報セキュリティ内部監査ワークショップ」、フィッシング対策協議会 林憲明氏による「ブランドを騙った詐欺被害を乗り越えるための教訓:机上演習(TTX)キットの実践と洞察」などが用意されている。

 その他にも、株式会社エーアイセキュリティラボによる「誰でも簡単にプロさながらの脆弱性診断ができる、AeyeScanハンズオンセミナー」や、テクマトリックス株式会社による「AIエージェント時代のセキュア開発とガバナンス - AIを使いこなす開発者・セキュリティ人材の育て方 -」など、実際のツールやケースを用いて理解を深めるプログラムもある。セッションと展示、さらにこうした実践型プログラムを組み合わせて、自組織の課題に応じて一日の予定を組めることも、このカンファレンスならではの魅力といえる。

Security Days 特別インタビューCLOSE▲

未来はAIでも予測不能:セキュリティ対策で問われる「パスカルの賭け」 画像
研修・セミナー・カンファレンス
中尾 真二( Shinji Nakao )
中尾 真二( Shinji Nakao )

未来はAIでも予測不能:セキュリティ対策で問われる「パスカルの賭け」

確率論の議論でも取り上げられる「パスカルの賭け」をサイバーセキュリティに当てはめるとどうなるのだろうか。そんな野心的な講演が「Security Days Spring 2019」の1コマで行われた。

ソリトン認証伝説 第二章「クラウド ID 管理編」堂々スタート 画像
研修・セミナー・カンファレンス
鳴海まや子
鳴海まや子

ソリトン認証伝説 第二章「クラウド ID 管理編」堂々スタートPR

安全性と利便性の両立。この相反する難題への挑戦が「認証の第一線」にある。

国内マルウェア動向から MITRE ATT&CK の使い方まで、キヤノンMJ マルウェアラボと ESET の技術力が魅せる 80 分間 画像
研修・セミナー・カンファレンス
阿部 欽一
阿部 欽一

国内マルウェア動向から MITRE ATT&CK の使い方まで、キヤノンMJ マルウェアラボと ESET の技術力が魅せる 80 分間PR

ATT&CKフレームワークは、200 種類以上の攻撃手法や戦術を分析、作成された包括的なサイバーセキュリティのフレームワークであり、ナレッジベースでもあります。

「御社サイト、改ざんされています」独自の CSR 活動「Dアラート」を行うデジタルアーツが提唱する、Web × メールの「無菌室」化とは? 画像
研修・セミナー・カンファレンス
鳴海まや子
鳴海まや子

「御社サイト、改ざんされています」独自の CSR 活動「Dアラート」を行うデジタルアーツが提唱する、Web × メールの「無菌室」化とは?PR

メールや問い合わせフォームでの連絡がつかない場合、代表電話に直接架電するという。正直なかなか勇気のある行動といわざるを得ない。

経済産業省 三角審議官が DX 時代だからこそ DevSecOps を推す理由 画像
研修・セミナー・カンファレンス
阿部 欽一
阿部 欽一

経済産業省 三角審議官が DX 時代だからこそ DevSecOps を推す理由PR

DX 時代、データの重要性は高まり、業務システムはデジタル改革推進の役割を求められる。業務にマッチしたシステムを構築する必要性から、開発と運用がダイナミックに連携し、改善を繰り返す DevOps などの開発手法が浸透しつつある。

    Page 1 of 1
    「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
    「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

    ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

    ×