埼玉県は9月10日、不開示情報のマスキングが不完全な文書の開示について発表した。
これは同県総務部学事課が情報公開請求に基づき開示した文書(電子ファイル)について、一定の操作をすることで個人情報を含む不開示情報(マスキング部分)が閲覧可能であったというもの。8月27日に、2025年12月19日付で開示した文書(電子ファイル)を受領した人から情報提供があり、発覚した。
同県では令和5(2023)年度に発生した不開示情報のマスキングが不完全な文書を情報開示した事案を受け、適切なマスキングの手法について周知を行ったが、学事課内における周知の徹底が不十分だったという。
閲覧可能であったのは、令和2(2020)年度から令和6(2024)年度に大宮医療秘書専門学校(さいたま市)及び大宮ビューティ&ブライダル専門学校(さいたま市)に在籍した学生のうち「大学等における修学の支援に関する法律による授業料等減免」の対象者 延べ536名の個人情報(学科、氏名、学年、入学月、入学金、授業料(年額)、授業料の区分(対象月数、金額)、年間の交付金額(授業料)、学籍に関する情報等)。
同県では、当該文書(電子ファイル)を提供した情報公開請求者に謝罪し、第三者に当該不開示情報の提供がないことを確認するとともに、当該文書(電子ファイル)の削除を依頼している。
同県では、個人情報を含む不開示情報の漏えいがあった2校に対し、経緯を説明するとともに謝罪している。
同県では、開示文書(電子ファイル)について、不開示とすべきマスキング部分がいかなる操作等によっても閲覧できない処理を行う方法を、改めて周知徹底するとともに、その処理が確実に行われたかどうか、複数の職員での確認を徹底するとのこと。



