AI・SBOM・耐量子暗号 ~ NEDO懸賞金事業の運営体制が決定 | ScanNetSecurity
2026.06.22(月)

AI・SBOM・耐量子暗号 ~ NEDO懸賞金事業の運営体制が決定

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月8日、「NEDO懸賞金活用型プログラム」の実施体制の決定について発表した。

製品・サービス・業界動向

 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月8日、「NEDO懸賞金活用型プログラム/『課題〔1〕新たなサイバーセキュリティの技術』『課題〔2〕量子計算機時代のブロックチェーンシステムの安全性確保技術』に係る周辺動向調査及び事業運営支援業務」の実施体制の決定について発表した。

 「NEDO懸賞金活用型プログラム」は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究等の機会創出、シーズの実用化、事業化の促進をねらって実施するもの。

 同事業では下記2つの課題の懸賞広告やコンテストの企画立案・運営、評価手法の検討(ルール・基準の明確化)、懸賞広告応募者のための研究開発環境整備、懸賞広告応募者の将来の共同研究等の実現に向けた支援、広報や周知活動等の企画運営業務、本プログラムの制度改善に資する調査・提言等を行う。

課題〔1〕新たなサイバーセキュリティの技術
 サイバー攻撃の高度化・複雑化、脆弱性対応の迅速化、開発段階からのセキュリティ品質確保の重要性の高まり等の課題に対し、AI技術を活用した革新的なサイバーセキュリティ製品・サービスの開発・製品化、SBOM(Software Bill of Materials:ソフトウェア部品構成表)の効率的な実運用に資するための技術開発・製品化、SSDF(Secure Software Development Framework:米NISTが策定したセキュア・ソフトウェア開発フレームワーク)を現場に無理なく導入・定着させるための技術開発・製品化を目指す。

課題〔2〕量子計算機時代のブロックチェーンシステムの安全性確保技術
 量子計算機時代のブロックチェーンシステムの安全性確保技術に社会生活の基盤として広くブロックチェーンが使われる中、量子計算機の発展により、当初想定されていた安全性の確保が懸念されている課題に対し、ブロックチェーンにおける耐量子計算機暗号への移行技術の創出、多様化した鍵管理技術の評価手法の確立、ブロックチェーンを安全に活用するための基盤方式の開発を目指す。

 同事業で公募を実施し、提案のあった2件の提案について審査を行った結果、実施予定先は株式会社野村総合研究所に決定した。事業期間はNEDOが指定する日から2029年3月31日までとなっている。

《ScanNetSecurity》

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