1 名分の狩猟者登録申請書 狩猟免状写し ハンター保険契約者証等を紛失 | ScanNetSecurity
2025.12.26(金)

1 名分の狩猟者登録申請書 狩猟免状写し ハンター保険契約者証等を紛失

 大阪府は12月11日、個人情報が記載された書類の紛失について発表した。

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 大阪府は12月11日、個人情報が記載された書類の紛失について発表した。

 これは大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課にて、狩猟者登録申請に係る事務作業の際に個人情報を含む書類を紛失したというもの。

 同課では10月2日に、一般社団法人大阪府猟友会から653名分の申請書類一式、狩猟者登録証及び申請者リストを受領し、10月2日から10月6日までに担当者Aが、申請書類を免許の種類や狩猟税の減免の有無等申請区分ごとにまとめ段ボールに保管し、10月7日から10月8日までに担当者B及び担当者Aが、申請書類一式の不備の有無について確認を行い段ボールに申請書一式を戻したが、10月14日から10月20日までに担当者Aが、確認が完了した申請者分について狩猟者登録申請書への本人写真の貼付作業のために申請書類一式を整理していたところ、1名分の申請書類一式の紛失に気付き、捜索したが発見に至らなかったという。

 紛失したのは、1名分の狩猟者登録申請書、狩猟免状の写し、ハンター保険契約者証、有害鳥獣捕獲許可証の写し及び有害捕獲出動報告書、狩猟者登録証貼付用の本人写真1枚で、本人写真、住所、電話番号、氏名、生年月日、狩猟免許の種類、狩猟免許の番号、猟銃・空気銃所持許可証番号、職業、有害鳥獣捕獲許可証許可番号が記載されていた。

 同課では10月27日に、申請者に電話連絡の上で訪問し、経緯説明と謝罪を行っている。

 同課では、担当者Aが狩猟者登録申請書への本人写真の貼付作業のために申請者全員の申請書類一式を整理していた際に、1名分が誤って別の不要となった書類に混入してしまい、シュレッダーで処分した可能性が高いと推察している。また、申請書類一式を受領してから紛失が判明するまでの期間、執務室外に持ち出しはしておらず、庁外に流出した可能性はない。

 同課では再発防止策として、下記を実施するとのこと。

・受領した申請書類等については、業務の都度、揃っているかを複数の職員で確認した上で、鍵のかかる所定の場所で保管することを徹底。

・不要となった文書を廃棄する際は、保存すべき書類が混入していないか複数の職員で確認するなど、文書の適正な管理を徹底。

・所属の職員に対して本事案を周知するとともに、個人情報を適正に取り扱うよう改めて注意喚起。

《ScanNetSecurity》

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