独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は12月23日、WatchGuard Fireboxの脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
Fireware OS 2025.1から2025.1.3まで
Fireware OS 12.0から12.11.5まで
Fireware OS 11.10.2から11.12.4_Update1まで
WatchGuard Technologiesが提供するセキュリティアプライアンス WatchGuard Fireboxには、領域外書き込みの脆弱性(CVE-2025-14733)が存在し、認証されていないリモートの攻撃者によって任意のコードを実行される可能性がある。
WatchGuard Technologiesでは、本脆弱性を悪用する攻撃を確認していると公表している。
IPAでは、WatchGuard Technologiesが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。WatchGuard Technologiesは、本脆弱性を修正した下記のバージョンをリリースしている。なお、Fireware OS 11系については今後アップデートが提供されないため、アップグレードの実施を推奨している。
Fireware OS 2025.1.4
Fireware OS 12.11.6
Fireware OS 12.5.15
Fireware OS 12.3.1_Update4 (B728352)
