埼玉県商工会連合会は12月17日、10月7日に公表したサイバー攻撃によるシステム障害について、調査結果を発表した。画像ファイルで公表している。
同会では9月25日に、同会のサーバへの外部からのサイバー攻撃でシステム障害が発生しており、同サーバで運用していたすべてのシステムを停止した上で、外部機関に依頼し、被害状況の把握や原因の究明、システムの復旧作業を進めていた。
調査結果によると、攻撃者はネットワーク機器を経由して同会サーバに不正に侵入し、ランサムウェアによりデータの一部を暗号化していたことが判明している。また、同会職員のパソコンについては、不審なファイルやマルウェアの痕跡は確認されていない。
なお、同会が管理しているデータについては、情報漏えい及びデータの外部送出等の痕跡は確認されていない。
同会では外部の専門機関によるアドバイス等にもとづき、情報セキュリティの強化を図り、再発防止に取り組むとのこと。


