株式会社柴田産業は11月21日、LPガス配送および緊急時対応を委託している株式会社エネサンス九州での顧客情報漏えいの可能性について発表した。
これは10月21日に、エネサンス九州が所属する株式会社エネサンスホールディングス・グループ会社でシステム障害が発生したため、外部専門家が調査したところ、サイバー攻撃による被害であることが判明したというもの。エネサンス九州では柴田産業に対し、顧客情報が漏えいした可能性がある旨を報告している。
漏えいの可能性があるのは、柴田産業の佐賀市内の顧客396名のLPガス配送及び緊急時対応に必要な氏名、住所、電話番号を含む個人情報。
柴田産業では今後、「万が一、情報漏えいが確認されたお客さまには、個別にご連絡を差し上げる予定」とのこと。
エネサンス・グループでは、被害のあったネットワークから隔離した環境で再構築を行ったシステムを利用し、業務を順次再開している。さらに、再構築したシステム環境への監視体制を強化しているという。
柴田産業では再発防止に向け、委託先との連携強化と情報セキュリティ対策の見直しを含め、情報管理体制の強化に努めるとのこと。




