株式会社パーソル総合研究所は11月14日、同社委託先が業務利用した外部ツールへの不正アクセスについて発表した。
これは同社が取引先から受注した業務に関係して、データ入力業務を委託している日本アスペクトコア社がデータ入力で使用していたローレルバンクマシン社の入力補助ツール「Jijilla」に対し、9月25日に身代金要求を伴う不正アクセス被害があったというもの。
パーソル総合研究所では10月10日に報告を受け、関係各社と連携のうえで状況把握と詳細調査を実施していたが、10月15日に個人情報を含むデータが流出した可能性を示す痕跡を確認している。
流出の可能性があると判明した個人情報を含むデータは下記の通り。
研修終了時に回答のあった満足度アンケートを電子化したデータ:51件
・アンケート用紙に記入された氏名
・受講満足度および研修内容についての意見
パーソル総合研究所では既に、対象となる取引先に一次的な報告を実施している。
パーソル総合研究所では再発防止策の徹底と情報管理体制のさらなる強化に取り組むとのこと。



