株式会社ティエスエスリンクは3月10日、情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.13.0」および、XVLファイル(3D CAD図面)の社外流出を防止する新製品「XVL Player保護オプション」を同日から発売すると発表した。
「パイレーツバスター AWP」は、Webシステムで共有する機密情報の不正利用を防ぐセキュリティ対策ソフトで、ブラウザに表示されるPDFやMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)のダウンロード(保存)、印刷、コピー、画面キャプチャーを禁止する。Webシステムにフィルタ型サーバを組み合わせる構成のため、Webシステムの特別なカスタマイズが不要で、あらゆるWebシステムへの導入が可能。保護対象となるのは、ブラウザに表示されるHTML、PDF、TIFF、画像、動画などで、有償のオプションでMicrosoft Office、DocuWorks、XVLの保護にも対応する。
新製品となる「XVL Player保護オプション」は、Webシステム上で共有するXVLファイル(3D CAD図面)のダウンロード(保存)、印刷、コピー、画面キャプチャを禁止するとともにXVLファイルを暗号化することで強固なセキュリティを実現する。
本来、Webシステム上でXVLファイルを利用する場合、Microsoft Edge/Google Chromeではダウンロードして利用する運用しかできなかったが、同オプションではブラウザに直接XVLファイルを表示できるため、利便性が向上する。
「パイレーツバスター AWP Ver.13.0」は100ユーザーの基本パッケージが100万円から、「XVL Player保護オプション」は100ユーザーが40万円からとなっている。無償の評価版も提供されている。