東証プライム上場企業のダイワボウホールディングス株式会社は2月27日、連結子会社である株式会社オーエム製作所でのランサムウェア被害について発表した。オーエム製作所も同日、ランサムウェア被害について公表している。
これは2月24日早朝に、オーエム製作所サーバに不正アクセスがあり、当該サーバに保存している各種業務データの一部が暗号化されるランサムウェア感染被害の発生を確認したというもの。オーエム製作所及びそのオーエム製作所子会社が管理している取引先等の個人情報と秘密情報が一部外部に漏えいした可能性がある。
オーエム製作所では、関連サーバを社内ネットワークから切り離すなど必要な対策を実施するとともに、外部専門家の協力のもとで情報漏えい等について調査を開始し、復旧作業に取り組んでいる。
なお、オーエム製作所のサーバは、ダイワボウグループにおけるその他の会社とは別個に構築・運用されており、オーエム製作所及びその子会社以外のダイワボウグループ会社には影響は確認されていないとのこと。