日本銀行金融研究所・情報技術研究センター(CITECS:Center for Information Technology Studies)は3月6日に、CITECS設立20周年を記念し「金融分野におけるセキュリティの潮流」をテーマとした情報セキュリティ・シンポジウムをオンライン開催すると発表した。
同シンポジウムでは、金融分野における情報セキュリティ研究の20年を振り返るとともに、近年関心が高まっている耐量子計算機暗号、AI、デジタル決済といったテーマについて講演と対談を実施、今後のセキュリティ対策について考察する。
・概要
日時:3月6日14:30~17:20
開催形態:オンライン開催(Cisco Webex Webinars を利用)
申込期限:2月27日
申込:https://imes-seminar.rsvsys.jp/reservations/event/3
・プログラム
14:30-14:50:基調講演「情報技術研究センターにおけるこれまでの20年」
金融研究所情報技術研究センター長 鈴木淳人氏
14:50-15:00:講演「金融高度化センターの活動」
金融機構局金融高度化センター長 須藤直氏
15:00-15:30:講演「量子耐性を有するシステムの実現に向けた金融分野での取組み」
金融研究所参事役 宇根正志氏
15:30-15:40:休憩
15:40-16:20:講演×対談「AIがもたらすリスクに対するセキュリティ」
講演:金融研究所情報技術研究センター・企画役 菅和聖氏
対談:情報セキュリティ大学院大学 大塚玲 教授 × 菅和聖氏
16:20-17:00:講演×対談「さまざまな決済スキームとそのセキュリティ」
講演:金融研究所情報技術研究センター・企画役 田村裕子氏
対談:筑波大学システム情報系 面和成 教授 × 田村裕子氏
17:00-17:20:講演「金融分野における今後のセキュリティ対策~シンポジウム総括を兼ねて~」
京都大学公共政策大学院 岩下直行 教授