北海道警察は1月31日、サイバー犯罪捜査官の採用について発表した。
サイバー犯罪捜査官は、警察本部のサイバー犯罪対策課等で警察官としてサイバー犯罪の捜査を始めとするサイバー事案への対処やサイバーセキュリティ対策の業務に従事し、採用時の階級は幹部警察官である巡査部長となる。
受験資格は2026年4月1日基準で、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)に基づき実施する試験により取得する資格のうち、下記のいずれかの資格を有し、民間企業等で情報システムの開発、保守・運用等のコンピュータ関連業務に3年以上従事した職歴を有する、または前述の事項に準ずる資格・職歴を有する25歳以上35歳以下の者。
ネットワークスペシャリスト
情報処理安全確保支援士(旧情報セキュリティスペシャリスト)
ITストラテジスト
システムアーキテクト
プロジェクトマネージャ
データベーススペシャリスト
エンベデッドシステムスペシャリスト
ITサービスマネージャ
システム監査技術者
応用情報技術者
申込受付は2月3日から4月30日までで、第1次選考が5月25日に、第2次選考が7月中旬から下旬に行われ、最終合格発表は8月中旬を予定している。採用予定人数は2名程度で、採用予定年月日は2025年10月1日以降。
採用後には、北海道警察学校に入校し、法学や警察実務などの警察官としての基礎を学び、その後は警察署での職場研修で捜査実習など捜査員としての基礎を学習する。