株式会社ティエスエスリンクは2月3日、情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.13.0」および、XVLファイル(3D CAD図面)の社外流出を防止する新製品「XVL Player保護オプション」を3月に発売すると発表した。
「パイレーツバスター AWP」は、Webシステムで共有する機密情報の不正利用を防ぐセキュリティ対策ソフトで、ブラウザに表示されるPDFやMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)のダウンロード(保存)、印刷、コピー、画面キャプチャーを禁止する。Webシステムにフィルタ型サーバを組み合わせる構成のため、既存のWebシステムをカスタマイズする必要がなく、あらゆるWebシステムへの導入が可能。保護対象となるのは、ブラウザに表示されるHTML、PDF、TIFF、画像、動画などで、有償のオプションでMicrosoft Office、DocuWorks、XVLの保護には有償のオプションが必要となる。
新製品となる「XVL Player保護オプション」では、Webシステム上で共有するXVLファイル(3D CAD図面)のダウンロード(保存)、印刷、コピー、画面キャプチャを禁止するとともにXVLファイルを暗号化することで強固なセキュリティを実現、製造業の企業からの「3D CADで作成した技術情報データの社外流出も防止したい」という要望に応える。
「パイレーツバスター AWP Ver.13.0」は100ユーザーの基本パッケージが100万円から、「XVL Player保護オプション」は100ユーザーが40万円からとなっている。評価版は、3月の発売日から無償で提供される。