メールサーバの 60 %が DMARC 実装 ~ デージーネット調査 | ScanNetSecurity
2025.04.01(火)

メールサーバの 60 %が DMARC 実装 ~ デージーネット調査

 株式会社デージーネットは1月22日、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを発表した。

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DMARCに対応しているか
  • DMARCに対応しているか
  • SPF/DKIMに対応しているか
  • メールサーバセキュリティ総合評価

 株式会社デージーネットは1月22日、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを発表した。

 同レポートは2024年1月から2024年12月に、同社が提供するメールサーバセキュリティ診断サービス「MSchecker」で実施したセキュリティ診断344件の集計結果をまとめたもの。

 調査結果によると、60%のメールサーバがDMARCを実装しており、2023年から24%増加していた。また、「安全(SPF/DKIM両方の実装と認証の合格)」の割合が2023年と比較し4%増加し、62%となった。SPF/DKIM両方の実装が無いケースの割合は203年から1%減少し6%であった。

 MScheckerでセキュリティ診断を受けたドメインのうち、「危険」と判定されていたメールサーバは、2023年の1%から0%に減少した他、「メールシステム要改善」が9%減少し、「DNS等要改善」が6%増加していることから、メールセキュリティ対策の実装は進むも、DNSSEC等の周辺対策がまだ行われていないことが判明した。

《ScanNetSecurity》

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