IT やセキュリティの専門家たちによれば、彼らの 10 人に 9 人近く(88%)が過去 1 年の間に、防御を突破しようとする犯罪者たちの試みを阻止する必要に迫られたが、その経験を経て、ランサムウェア攻撃にうまく対処する自分たちの能力に自信を強めているという。
Ponemon Institute社は本日、所属組織内でランサムウェア攻撃への対処を担当する 2,547 名の個人から得られた回答を分析した、世界規模の調査データを公表した。このデータによれば、そのような攻撃に関連する重要な事柄の多くにおいて、担当者の自信が高まっていることがわかった。攻撃にさらされたこと自体と経験を積んだことが、その主な要因と思われる。
2021 年の前回調査で収集された一連の回答と比較すると、所属する組織がランサムウェアの標的になると考えている人の数は、実際に減っている(2021 年の 68 %から 64 %に減少)。
また専門家たちは、サプライチェーンリスク(懸念している人の割合が 2021 年の 75 %から 56 %に減少)、およびデータ漏洩(73 %から 52 %に減少)についても、あまり心配していないと答えた。