株式会社スリーシェイクは11月27日、株式会社NTTデータ及びSCSK株式会社を引受先とした総額10億円の資金調達と資本業務提携の締結を発表した。今回の調達で累計資金調達額は23.5億円となる。
スリーシェイクでは2018年にSRE支援コンサルティング「Sreake」の提供以降、金融、自動車、製造、小売、AI、メディアなどのミッションクリティカル領域でのクラウドネイティブ化と運用改善を支援しており、Google Cloud及び第三者評価機関からDevOps及びインフラストラクチャのスペシャライゼーションを取得している。
スリーシェイクとNTTデータの資本業務提携の詳細は下記の通り。
1.SRE人材の供給による継続的なプロダクト価値の向上
2.Securifyとの連携によるシステム・サービスのセキュリティ向上
3.SRE人材の育成、技術協力及び人材交流
スリーシェイクとSCSKの資本業務提携の詳細は下記の通り。
1.SCSKクラウドサービスの拡充と高度化
2.クラウドネイティブ領域の高度な人材の育成
3.お客様のクラウドネイティブ化を推進する支援体制の構築
スリーシェイクでは本提携を通じ、エンタープライズ領域におけるSRE/クラウドネイティブ推進を図る。
NTTデータ 部門執行役員 ペイメント事業本部長の栗原正憲氏は「今回の資本提携により、クラウドネイティブ開発に豊富な実績を持つスリーシェイク社と、大規模ミッションクリティカルシステムの豊富な開発・運用実績を持つNTTデータの協力関係をさらに強化し、SRE人材の育成やセキュリティサービスの強化を図ることで、お客様に安心してご利用いただけるサービスを提供し、社会や企業の課題解決に向けてより一層努力して参ります。」とコメントしている。