独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、SHIRASAGIにおけるパストラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。熊丸匠伍氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
SHIRASAGI v1.19.1より前のバージョン
株式会社ウェブチップスが提供するSHIRASAGIにはHTTPリクエスト中のURLの処理に不備があり、パストラバーサルの脆弱性が存在し、細工されたHTTPリクエストを処理することで、サーバ上の機微な情報を取得される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお当該脆弱性は、SHIRASAGI v1.19.1で修正されている。