一般社団法人テレコムサービス協会(TELESA)、一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)、一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)は10月1日、電話事業者認証機構(ETOC)を設立し、電話事業者向け認証制度を運用開始したと発表した。
TELESAら5つの通信事業者団体が10月1日に共同で設立した電話事業者認証機構(Elite Telecom Operator Certification Body, ETOC)は、ネットワーク品質やサービス品質、セキュリティ対策・犯罪利用防止対策等の優良な通信事業者としての基準を制定し、同基準を満たす日本国内の電話番号を取引する事業者に対し認証マークを付与する。
電気通信事業者は、他の事業者との取引・契約の際の信用度の確認に本認証マークを利用でき、利用者(企業・消費者など)が電話サービスを契約する際に、一部の悪質性のある事業者を容易に判断できる。
ETOCでは、総務省や警察庁、国内外の電気通信事業者と連携しながら、国内外の電気通信事業者や利用者に対する周知啓発活動をすすめ、本認証マークの普及を目指す。