高齢者を食い物にし幾百万ドルも騙し取ったとして、16 名が米検察当局によって訴追された。
被告人らは、ドミニカ共和国と米国に拠点を置く 21 歳から 59 歳で、複数の州で米国の高齢者に被害を与えた「広域祖父母詐欺(sprawling grandparent scam)」にそれぞれ関与していた。
祖父母詐欺では、掛け子らが弱い立場にある高齢者のリストを使って電話をかける。子供や孫などの近親者になりすまして、非常に危険な状態にあり、刑務所からの保釈にお金が必要であるかのように装う。
この犯罪は数打てば当たるという。ほとんどの人は親族の声と偽者の声を聞き分けることができるが、そうでない人もおり、危機に瀕した愛する人を助けようとするこうした人々の確固たる決意を犯罪者たちは悪用している。